「みんなの星座」自分だけの星座がつくれる Flash コンテンツ

みんなの星座」は、夜空の星座を自由に描く行為を通じて、放送とは違う形でのNHKとの接点を提供するものです。宇宙関連番組の情報をはじめ、宇宙に関心を持ってもらうための様々なコンテンツを集めたポータルサイト「宇宙チャンネル」に公開されています。

企画/背景

みんなの星座」は自分で考えたオリジナルの星座をデザインして応募したり、みんなが描いた星座を見て楽しむコンテンツです。どちらかといえば難しくて取っ付きにくいイメージのある宇宙に対して、誰でも親しみを持てるように裾野を広げたいと始めたものです。楽しんで星座を描くという体験を通して宇宙に興味を持ち、いずれはNHKの宇宙番組を見て欲しいという意図の元に公開しています。月に一回を目安に、優れた作品には賞の授与も行っています。「みんなの星座」は「宇宙チャンネル」というサイトのコンテンツの1つです。「宇宙チャンネル」では他にも、番組出演者やスタッフのインタビューなど、視聴者が放送後も楽しめるコンテンツを用意し、サイトの訪問者は更に番組を楽しめる、という循環を作り出す場となるよう、幅広い情報を公開しています。視聴者から単純に番組の感想を頂くこととは違う関わり方ができたりと、放送の新しい楽しみ方を提供できる可能性を感じています。

ペンとデコレーションを選んで星座を描くペンとデコレーションを選んで星座を描く

毎月1回、宇宙チャンネル編集部で選考し、受賞作品を決定毎月1回、宇宙チャンネル編集部で選考し、受賞作品を決定

制作/開発

「みんなの星座」では、12星座を自由な発想で楽しく描いて欲しいという願いを込めて、ファンタジー風の世界観を追求しました。キラキラさせたり、番組のテーマ曲に効果音も付けたり、夜空の暗さを感じさせないように配慮しています。また、投稿された星座は、より天球を感じられるように、Stage3Dを駆使し3D空間に配置しました。開発の最初の段階では、スマートフォン上でCanvasを使った描画パフォーマンスの検証を行いましたが、機種による差が大きく、能力的に厳しい機種の存在も判明し、特定の機種のみサポートするのは望ましくないという判断で、現在はデスクトップ向けのFlashコンテンツのみとなっています。Flashコンテンツとしたことで、細かいアニメーションやエフェクトを追加したり、音を使ったり、多彩なインタラクションを用意することが容易になりました。再生環境ごとの検証に時間をかけずにすんだため、短い開発期間の大半を制作に使うことができたのもFlashを採用したおかげです。

「かき順再生」ボタンを押して、描いた過程を見ることもできる「かき順再生」ボタンを押して、描いた過程を見ることもできる

今後の展望

宇宙をテーマとした番組は中身の濃い番組が多く、宇宙に親しんでくれる人の間口を広げる番組は限られています。その間をつなぐものとしてウェブは今後も積極的に活用していきたいと考えています。長期的には、宇宙に親しむ機会を通じて番組ファンを増やしたいという考えです。
例えば、宇宙番組では非常に細密なCGが多く使われますが、火星探査車キュリオシティなどをウェブに公開し、いつでも触れるものにしました。従来は、番組のために作成したCGは、番組で使ったら終わりでしたが、サイトに公開することで番組の視聴者の方に、PCの前では別の新しい体験を提供できます。ウェブだけでなく、イベントで実際に遊べる展示の材料としても利用したり、将来は、NHK版スマートTVにあたる「ハイブリッドキャスト」で利用するための素材としても検討ができるようになると期待しています。

使用したアドビ製品

事例データ

事例カテゴリ 教育
プラットフォーム デスクトップPC
使用したWeb技術 ActionScript, Away3D, Flash, Flash Player, Starling, アニメーション, インタラクション

制作企業

会社名 株式会社ニューロマジック (http://www.neuromagic.com/)
開発担当エリア ディレクション、デザイン、バックエンド
スタッフ
会社名 株式会社ICS (http://ics-web.jp/)
開発担当エリア フロンドエンド実装
スタッフ

クレジット

クライアント NHK(日本放送協会) (http://www.nhk.or.jp/)
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